シャドウバース(シャドバ)

『ファミ通CUP』東日本予選スイス1位通過:rarishula OTKエルフ&ドロシーウィッチ(インタビューあり)

2017/02/10

     

ファミ通CUP「東」スイス1位:rarishula『OTKエルフ』『ドロシーウィッチ』

シャドウバースの大規模大会『ファミ通カップ』東日本予選を圧倒的強さで1位通過した、rarishula(@rarishula )選手のデッキガイドをご紹介。
インタビューで戦略論を伺ってみました。

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『OTKエルフ(構築:rarishula)』のデッキレシピ

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『ドロシーウィッチ(構築:rarishula)』のデッキレシピ

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デッキガイド

OTKエルフ:Point解説

rarishula氏のデッキレシピの特徴として、「1枚積みのカード」が多いリストになっている。
1枚挿しのカードは、ドローの安定度が下がるデメリットもあるが、ハンドに来た時の引き出しが増えるメリットもある。今回の構築では、特定の相手には強力な効果を発揮するものをピンで挿している。
中でも目に留まるのが、《ローズガーデンキーパー》だ。

ローズガーデンキーパー
ローズガーデンキーパー
ローズガーデンキーパー
この薔薇の庭園には誰も通すな、と言われておりますの。立ち去っていただけませんか?手荒な真似はしたくないのです。
聞き入れて貰えないのなら、容赦は致しませんわ。薔薇の茨に包まれて…息絶えなさい。醜く愚かな貴方でも、薔薇園の肥料にはなるでしょう。
効果:進化時 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を手札に戻す。

ランクマッチではあまり採用されてこなかった、進化時に「バウンス効果」を持った貴重なフォロワー。
どんなに大型のフォロワーでもバウンスできるので、序盤に出て来た大型《エンシェントエルフ》に対しても効果抜群だ。《次元の魔女・ドロシー》など、コストを踏み倒して出てきたフォロワーに対しても、手札に戻してしまえば「元のコストに戻る」ので有効となる。
応用編として、自分の場のフォロワーを戻すこともできるので、ファンファーレ効果を使い回すという戦略もある。

ドロシーウィッチ:Point解説

今回ラリス氏が使用した【ドロシーウィッチ】の特徴としては、《氷像の召喚》、《デモンストライク》、《死の舞踏》と、非常にアグレッシブなカードが採用されている構成が目を引く。
アグレッシブな展開を促進するために、スペルブーストを進める最軽量スペル、《エンジェルスナイプ》も採用されている。

エンジェルスナイプ
エンジェルスナイプ
放たれた一矢は光となり、悪しき者の胸を貫く。
効果:相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。

手札消費は激しいものの、スペルブースト持ちフォロワーが手札にあれば、実質ノーコストで使用することができる。
つまり、複数枚のスペルブースト持ちフォロワーが手札にある際は、1コストで2コスト以上コストを下げる「実質PP加速」のような役割を果たすことになる。手札消費が激しい点も、《次元の魔女・ドロシー》との相性と、上手く回った際のスペルブーストの活性剤を考えると十分採用価値の高いカードと考えられる。

rarishula氏:本人インタビュー

デッキ構築者である「rarishula(@rarishula )」氏に、デッキインタビューをさせていただきました!

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BO3での戦略を教えて下さい

今回のBO3は、【ドロシーウィッチ】を2回使用して「相手デッキのどちらか片方に勝てばOK」という状況を作れば勝ち、作られたら負け、と考えました。そこで考案したのが、

先発:リノエルフ
後発:ドロシーウィッチ

の戦略です。多くのデッキに有利を取れながら、安定感もあるエルフを全ての相手に先発させ、エルフが抜けたら【ドロシーウィッチ】2回の内どちらか1試合で暴れて勝つ。これが理想のパターンです。エルフミラーには自信があり、相手が先攻でどうにもならない差を付けて来ない場合は勝てると確信していました。「エルフVSドロシー」は、たとえ負けても相手からドロシーが消せるので、最悪なんとかなると思いました。

一番まずいのは、エルフを不利な上記2つ以外で唯一不利とある【コントロールロイヤル】によって倒され、相手の残りの《次元の魔女・ドロシー》を2回倒さなければならない、といった状況でした。
しかし、今回幸いにも「ロイヤル+ウィッチ」という組み合わせには当たりませんでした。1本目の負けも、上記の想定以外だと10回戦で【セラフビショップ】に負けたときのみでした。1本目を落とした場合は、エルフで2本目をしっかり取って相手のデッキを把握し、あとは【ドロシーウィッチ】が事故らないことを祈りましたね。

大会中のこだわりポイントを教えてください

・1つのデッキに絶対の自信
・もう1つのデッキにはそれなりの自信を持つ

というのがポイントでした。
きっかけは、前回の大規模大会『RAGE』での失敗です。RAGEの大会では、1つのデッキ【疾走ビショップ】の完成度をひたすら高めていきました。
【疾走ビショップ】自体は高い完成度になったのですが、もう一つのデッキがとても弱かったんです。とりあえず持って行こうと決めていた【冥府エルフ】があまりにも弱く、直前に適当に組んだ【超越ウィッチ】に変えてしまいました。
これが大失敗で、予選3回戦で【超越ウィッチ】でプレイングミスをするなどして2連敗、すぐに大会を終えてしまいました。その反省から、一つめのデッキ【リノエルフ】をある程度煮詰めたら、早い段階(本番3週間前くらい)から色々なデッキを触るようにして調整を重ねました。

その結果、【ドロシーウィッチ】を選ぶことになったのが本番2週間前。そこから【リノエルフ】が下手にならないように少しだけ使いながら、【ドロシーウィッチ】を中心に煮詰めていきました。そして、本番2日前に《リノセウス》確定サーチをしない、《風神》入りの【アグロエルフ】が【ドロシーウィッチ】に強いのではないか、と思い付きました。
使いたい衝動に駆られたのですが、調整時間が足りず、自信を持って持ち込めないだろうことから諦めることに。目先の欲望に負けず、自信を持ったデッキを2つ使えたことが、今回の結果に繋がったと思います。

大会中の心境についていかがでしたか?

初日の4回戦までは、非常に緊張していました。
「ここで負けると後がない」といった恐怖に怯えていたんです。 特に4回戦は1本目をリノエルフミラーで取られてしまい、相手のドロシーウィッチに対して2本連取しなければならないピンチ。
しかも、2本目のこちら「リノエルフ」vs「ドロシーウィッチ」で、終盤ライフ1まで追い詰められてしまい・・・。結果的にはフェアリービーストを自然の導きで使いまわして捲ったのですが、ずっと心臓がバクバクしていました。

その4戦目を乗り越えた後は、(実質的にプレーオフ参加が決まるまで)全勝をキープし続けたこともあり、配信卓が二回あったとはいえ、おおよそリラックスして臨むことができました。
気持ちが浮かれてフワフワした気分もあり、もう少し緊張感を持っていた方が良いプレイ(プレイミスを結構しました)をできたと思います。
時々思い出したように緊張の波が押し寄せ、普段ではやらないようなプレイミスをしそうになったこともありますが 「別にこの試合負けても大丈夫だ、それよりプレイングが不安定になることの方が問題だ」 と自分に言い聞かせて、乗り切りました。

・最終試合11戦目
プレイオフ進出がほぼ確定していましたし、全勝も無くなってしまっていたのですが、最後に2連敗すると流れが悪くなると考え、精神的にはフワフワしたあまり良くない状態ではありましたが、全力で挑みました。

・プレイオフ
スイスラウンドを乗り越えた後のプレイオフは、それまでと違い「1回負けたら即終了」。
ただでさえ極度に緊張する上、今まで(負けられる状態での)リラックスできていたこととのギャップが大きく、がっきーさんとまさんの試合を見ている時から、緊張しすぎて吐き気がしました。
ただ、プレイオフの試合中は、緊張感から集中でき、プレイミス一つ(ティアたちがいる場面でウォーターフェアリーをだした所)を除いてキチンとプレイできました。 プレイオフの後の心境は「アアアアアアアアアアアアアアッ」って感じです。

デッキのキーカードについて教えてください

①ローズガーデンキーパー

ローズガーデンキーパー

他の除去カードに比べて、一体を確定除去しながら「5/4の突進」を出せるため、盤面奪取能力が非常に高い。味方にフォロワーがいる場面で使えばそれだけで勝利に直結します。特に、進化フォロワーやスペルブースト系のフォロワー、巨大《エンシェントエルフ》などに使うと効果的です。また、先行4t目に置いておくと、上記盤面奪取能力から、相手は処理しなければなりません。
しかも攻撃力が4あるため、進化後4/5のフォロワーの攻撃で処理すると、処理したフォロワーは、《フェアリー》の攻撃や《ベビーエルフ・メイ》で倒れるようになってしまいます。
さらに言えば、《ローズガーデンキーパー》を使っている人はほぼ存在せず、《ローズガーデンキーパー》の対策をしっかりできる人は少ないのではないか、という初見殺し的な発想もありました。
ただし、手札に戻したフォロワーは再利用されてしまうので注意が必要です。強力なカードではありますが、活躍する場面が限られるので1枚です。

②フェアリービースト

フェアリービースト

【リノエルフ】のリーサルから逃れる、【ドロシーウィッチ】のバーンによる即死圏内から逃れる、といった仕事が主になります。
【リノエルフ】と【ドロシーウィッチ】を使っていて、相手がエルフだと「《フェアリービースト》を出されなければ手札で削りきって勝ち、出されたら負け」という場面によく遭遇します。これらを逃れるために採用しました。 アグロに対しては、後攻だと間に合わないことが多く、抜くことも検討していましたが、上記の役割を果たすと1枚で勝利できるので投入しました。
6t目で回復するのは若干遅くはありますが、アグロに対しても相手のカードを除去しきった後、《デモンストライク》などで倒されないようにするカードになります。
盤面に干渉できないことから、相手の場にフォロワーがいる状態で使用しても効果が薄いため、投入枚数を1枚に抑えました。

①氷像の召喚

氷像の召喚

味方の場にフォロワーが2体以上いる時や、体力4以上のフォロワーがいる時、このカード1枚で勝負を決められるほど強力です。
味方フォロワーが生き残るということは、その攻撃力分相手のライフにダメージを与えられることと同じなので、どのようなバーンカードよりも強くなる可能性を持っています。ただ、味方フォロワーがいないと全く役に立たないことから、投入枚数は2枚に抑えました。

②エンジェルスナイプ

エンジェルスナイプ

2コスト以下の低コストスペルの枚数が足りないと考え、《研磨の魔法》、《光の道筋》、《虹の輝き》、《ウィンドブラスト》と比べ、このカードの相手ライフに与える1ダメージとコストが優秀だと思い、1枚だけ採用しました。

記事を読んでくれた人に一言お願いします

このゲーム、特に現環境は一見すると「運要素」が強くて思考停止してしまいがちですが、考えられることは結構多いです。それがすぐに勝率や実績に結びつくとは限りませんが、そのうち役に立つはずです。
さらにある程度考えが進むと、負けても負けた原因が、「運」なのか「構築」なのか「プレイング」なのかがすぐに分かるようになり、普段のランクマッチ等では運負けしても「あー今回はこれくらいの確率引かれて負けかーウケるwww」のような感覚になって、あまりイライラしなくなります。もちろん勝った原因もわかるようになります。

大型大会で運負けしたら確かに辛いですが、それが「本当に運負け」かどうかは理解度が進んだからこそ分かる部分だと思います。全力でやるから勝っても負けても楽しめる、という決まり文句はそこから来ているのだと僕は考えます。
なので、皆さんもシャドウバースを全力で楽しみましょう!

インタビューは以上です。
ご協力ありがとうございました!

rarisula『OTKエルフ』『ドロシーウィッチ』のデッキコード

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